FC2ブログ

二重の故障

車の運転席を模したおもちゃ
ホーンがならないという事で来院した。
ホーンを押すと、アクチェーター部分の構造が片持ち風で妙に重い感触、まさかふいご式ではないと思うが・・・。
裏蓋を開けると電源ケーブルが短く操作ができない・・・先ず電源ケーブルを延長した。構造はシンプルだが配線は粗雑だ。

余計なことではあるが、この種の玩具はなぜか配線の長さがギリギリ以下のものが多い。作るにしてもやり難いのではないか?おもちゃ屋さんは指先が器用?それとも線材の倹約?それと配線はクモの巣配線、いや空中配線で基板が外し難くおもちゃドクター泣かせな物が多い。(今回の修理の言い訳にはならないが)
ざっと全体を眺めるとスイッチ類の構造は同じにみえるのでスイッチに関するトラブルは全て接点の清掃で治る・・・・妙な安心感があった。

ハンドル部のバネを飛ばさないように丁寧にはずしホーン部分を取り出した。スイッチ自体は他と同じ電導ゴムスイッチだった。最初に感じた妙な感触はアクチェーターに配線材の残骸が挟まっていてスイッチを正しく押していない可能性が! 残骸除去と接点の清掃もしたが解決ではなかった。

ホーン以外の音は全てOKなのでメインのICは問題なく、ホーンから基板までのシンプルな2本の導線にターゲットを絞り回路テスターをあてると2本とも導通があったので混乱した。線材と基板部のハンダが甘くテスター棒を押し当てると導通するが離すと線材と基板とがオープンになる,いわゆる接触不良だ。たぶん車のハンドル操作で導線にストレスが加わり基板の剥離があったのであろう。
今回の故障はアクチェーター部の異物の挟まりと基板の剥離が重なった二重故障であった。
ホーンが鳴らない状態で暫く使い続けるうちにもう一か所も・・・であろう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: